この十年程忘れていた事がある。
自然に逆らわず、あるがままに生きて行くのが好きだった。
でも、
ここのところずっと、
本来の自分を忘れていた気がする。
自分がかわいい、自分中心になっていた。
でも、
本来の私はそんなところに比重はなくて、
もっと、
こう、
大きいものっていうの?
そういうところで生きていたのに。。。。
私のおじいちゃんは、死ぬ間際、息子と私を含めた孫たちに見守られながら
息を引き取った。
今でも思う。
あんなに幸せな最後ってあるかなって。
どれだけの人が、最後死にいくときに、これだけの愛する人に見守られて死ぬだろうかって。
ほんと死ぬ直前までみていたから。。。。
息を引き取るまでずっとおじいちゃん、おじいちゃんって皆で呼びかけていたから。
おじいちゃんは最高に幸せな最期をとげたと思う。
私も同じようになりたいって思うの。
生まれてくる時は皆に祝福されて生まれるのに、
死ぬ時はなぜかみんな悲しんで涙するよね。
そうではなくて、
皆に明るく見送られる最期をとげたい。
私に出会ったから、今の自分があるんですって。
一人でも多くの人にそう言われながら死にたい。
自分のために生きるのではなく
他人のために人生をまっとうしたい。
一人でも多くの人のために生きたい。
そうなるのが、私の使命だって思うんだ。
だからちょっと前まで直面していた
悩むに足りないクダラナイ物事に苛まれていた自分が
とても情けなくて、悔しくて。
私はそんな底辺を這いずり回ってる時間はないって。
このところ本当に確信したのだよ。
私は昔から、変人なところがあったから、
これからも、ずっと変人でいいじゃない。
なんか、そんな事をぼんやりと思った初春の夜でした。
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