3/30/2010

徳を積む

この十年程忘れていた事がある。

自然に逆らわず、あるがままに生きて行くのが好きだった。

でも、
ここのところずっと、
本来の自分を忘れていた気がする。



自分がかわいい、自分中心になっていた。

でも、
本来の私はそんなところに比重はなくて、
もっと、
こう、
大きいものっていうの?
そういうところで生きていたのに。。。。




私のおじいちゃんは、死ぬ間際、息子と私を含めた孫たちに見守られながら
息を引き取った。

今でも思う。

あんなに幸せな最後ってあるかなって。

どれだけの人が、最後死にいくときに、これだけの愛する人に見守られて死ぬだろうかって。
ほんと死ぬ直前までみていたから。。。。
息を引き取るまでずっとおじいちゃん、おじいちゃんって皆で呼びかけていたから。


おじいちゃんは最高に幸せな最期をとげたと思う。


私も同じようになりたいって思うの。


生まれてくる時は皆に祝福されて生まれるのに、
死ぬ時はなぜかみんな悲しんで涙するよね。


そうではなくて、
皆に明るく見送られる最期をとげたい。
私に出会ったから、今の自分があるんですって。
一人でも多くの人にそう言われながら死にたい。



自分のために生きるのではなく
他人のために人生をまっとうしたい。
一人でも多くの人のために生きたい。

そうなるのが、私の使命だって思うんだ。

だからちょっと前まで直面していた
悩むに足りないクダラナイ物事に苛まれていた自分が
とても情けなくて、悔しくて。

私はそんな底辺を這いずり回ってる時間はないって。

このところ本当に確信したのだよ。

私は昔から、変人なところがあったから、
これからも、ずっと変人でいいじゃない。

なんか、そんな事をぼんやりと思った初春の夜でした。

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