それぞれの夜

人付き合いの悪い私だって、100％世間から隔離されて暮らすのなんて無理だ。

仕事で毎日会社の人とは顔を合わすし、

会社ビルの入り口のおっちゃんにも、愛想良く挨拶しないといけないし、

近所の人にだってhi, how are youぐらいは言わないといけない。

スタバの店員にだって、にっこりわらってThank Youを言わないと。

嫌な客周りもしないといけないし、
クレーム電話にも対応しないといけない。

あれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけない。

社会の中で働き、暮らすとはそういうことなのだろう。


忙しくなると、周りが見えなくて

大変なのは自分だけと思いがち。


そんな時は立ち止まって、周りを見渡す勇気を持とう。


いつも明るくしているあの人も、
おとぼけ気味のあの人も、
普段から神経質なあの人も、
きっとそれぞれの夜はあって
悶々とした気持ちと戦いながら
朝を迎えるときもあるでしょう。


私が会いたいと思っているあの人も
きっと世界のどこかでそんな夜を過ごしているのかな・・・。