10/23/2007

読書の秋

職業がらインターネット動向には
アンテナを張り巡らしていなければいけないため、
プライベートでも普通の人以上にネットサーフィンが多い。

仕事でも8時間以上パソコンの前。
家に帰ってもパソコンの前。

これ、超不健康だよね。

ワーカホリックなのか、メールチェックしてないと不安になるし。

ヤバイ兆しだ・・・。

最近はテレビもみなくなった。

そうはいっても、毎日見てますっていうサイトも
Yahooニュースぐらい。
プライベートで友達や親にメールを書くのもめっきり減ったし、
これと言って何をネット上で見ているか覚えていない。


それなのに、不思議とネットサーフィンしてると時間が過ぎるのが早い。
中身がない時間。


これはいけないよとやや危機感を感じ、
秋なので数年ぶりに読書をしてみようと思った。

本棚の中から気軽に読めそうな本を探す。

上下巻買ったのに、上の途中で終わってる「ワイルドスワン」。
内容自体は超好きなのに、なぜか根気がなくて続いていない。
それに今は激動の中国改革期を登場人物とともに旅する気分ではない。

これまた上・下があるシドニー・シェルダンの小説。
確か上がかなりいけてたのに、下巻が本屋で見つからず
中途半端で終わっている作品。
ミステリーって気分じゃないし、また下巻が読めない辛さを
味わうのもつらいのでパス。

気楽にぱーっと読める小説…。

失恋したとき共感して大泣きした小説。

「恋は終わったあともまだこんなにせつない 」

もう一回読んでみた。
相変わらず大泣きした。


大失恋したあの時とはぜんぜん違う感覚なんだけど。
やっぱり切ないんだよね。

この本の作家が気になってぐぐってみた。
ホームページ?ブログがあった。

まだ失恋やら恋のごたごたを書いていた。

正直冷めた。

いつまでこのねたで引っ張るの?って感じ。
ラブラブで幸せな毎日をつづってくれたら
なんとなく勇気がわいたのに。

あんな切ない恋をした人なら今は幸せになってて欲しかった。

結局、失恋を引きずって良い恋なんてできないのかも。
がっかりだった。


またネットに寄り道してしまったので、本に戻る。

もう繊細な人の本はこりごりだ。
こっちまで未来に希望を見出せなくなると思いながら目に留まったのは
林真理子。

特別好きな作家じゃないけど、
いまはこれくらいふてぶてしい、世の中を皮肉ったような
小説を書く人のパワーが欲しいと思った。

いいぞ、真理子~。


やっぱりさ、この戦場のような人生を生き抜いていくには
ふてぶてしくなきゃね。

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